相続が発生した方、相続を終えた方

遺言書を書こう-2(自筆証書遺言)

2018年06月26日 [ ]


今日は自筆証書遺言についてご紹介します。

自筆証書遺言に改正の動き

現在、自筆証書遺言は全文を自分で書く事になっており、
指定の形式に即していなければ無効になる等、使いづらい部分があります。

しかし、この使いづらさを緩和するための動きがあります。
具体的にどのように緩和されるのか、現段階での民法改正案についてご紹介したいと思います。

まず現段階では、自筆証書遺言は、全て遺言者本人の手書きで書く事が条件の1つとなっています。
手が自由に使えない等、自分で字を書く事が難しい方にとっては、非常に厳しい条件であると言えますよね。

これが、パソコンで書いたり、代筆を依頼したとしても有効になるよう緩和される予定です。

続いて、保管制度についても創設する事が考えられています。
せっかく遺言書を作成したのに、遺言書を見つけてもらえず、遺言者の意思が反映されない状況も現状あり得ます。

そのような状況を防ぐために、
法務局で遺言書の原本を保管する制度を創設しようとしています。

更には、遺言書の中で変更した箇所には、「署名及び押印」が必要とされていたところが、署名だけで有効となるよう緩和されます。

遺言者の意思が反映されるよう、専門家としても出来る限りのアドバイスをさせて頂きたく存じます。

岡野雄志

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岡野 雄志

相続税専門の税理士。
早稲田大学商学部卒業。
2005年に神奈川県の横浜市に事務所を開設して以来、相続税の関連案件を1000件以上手がけてきた。特に土地の評価を得意とし、相続税還付の実績は業界でもトップクラス。相続税に関する書籍の執筆にも力を入れているほか、各種メディアからの取材実績も多数。

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