円滑な終活に必須のアイテム!「エンディングノート」って何?

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相続税専門の税理士。創業16年で国内トップクラス1,690件の相続税の申告実績。103億円以上の相続税の減額・還付実績。
岡野雄志税理士
岡野雄志税理士

「エンディングノート」って何?

自分の人生の記録や、ご家族へ伝えたい事を記入できる「エンディングノート」。「終活」に関心が高まっている昨今、耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

エンディングノートは遺言書のように法的な効力は持ちませんが、遺言書より気軽に記入する事ができ、併せて残された方への思いも伝えられるというメリットがあります。
また、エンディングノートに死後の諸々の手続きに関する希望を記載しておけば、亡くなった本人の希望が分からず、ご遺族の間でスムーズに葬儀や相続の話が進まないという事態も防ぐことができます。

エンディングノートに書けること

エンディングノートには主に以下の項目について書くことができます。

自分のこと(名前・住所・生年月日・家族の名前など)
自分の人生の歴史(履歴書のようなもの)
過去の思い出(楽しかったことなど)
愛する人達との出会い(いつ、どこで出会ったかなど)
家系図
家族・親類の住所録
健康のこと(持病など)
葬儀のこと
お墓・法事のこと
財産のこと
遺言のこと
保険のこと
家族・親類へのメッセージ(今までの感謝の気持ちなど)
友人・知人・お世話になった方々へのメッセージ

エンディングノートには遺言と違い法的拘束力がありません。だからこそ、自由に自分の好きなように作成することができるのです。

エンディングノートを作成するメリットとは?

死後の遺族の負担が減る

ご本人が亡くなって、預貯金の情報や加入していた生命保険の詳細等が分からずご遺族が困るケースがよくあります。エンディングノートにこういった財産のことを記載しておくことで、ご遺族のご負担が減ります。

家族に感謝や愛情を伝えられる

なかなか言葉では伝えられないことでも、エンディングノートに記入することで家族に思いを伝えることができます。

遺言書とエンディングノートの違い

遺言書 エンディングノート
法的拘束力 あり(死後に有効) なし
書き方 規定された書き方で書かないと無効になる場合もあるので注意 自由に書ける(決まりなし)
費用 ・自筆証書遺言:数百円~
・公正証書遺言:数万円~
数百円~
伝える内容 ・相続分の指定
・遺言書の執行に関する効力
・相続人の廃除
・遺産分割方法の指定と分割の禁止
・相続財産の処分 など
・ご自身について
・資産について
・延命治療について
・葬儀について
・家族について など
(決まりはないので自由に記載できる)
内容確認のタイミング 家庭裁判所の検認を受けた上で、相続人全員が揃っていなければ開封できない 死後すぐに確認可能(生前でも可)

完成したノートの保存方法

エンディングノートを書いても、それを必要とするときに家族が見つけられなければ意味がありません。必ず、家族にその存在を知らせ(一緒に書くことができればなお良いです)、保管場所を伝えておいてください。

まとめ

ご自身の死後のさまざまな手続きのために書いたり、家族にメッセージを残したりと、エンディングノートを作成する理由は人それぞれ。ご自身の歩んだ人生を振り返るためにも、早いうちから少しずつでも書いてみてはいかがでしょうか。

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岡野 雄志

早稲田大学商学部卒業。
2005年に神奈川県横浜市の新横浜に事務所を開設して以来、相続税申告や相続税還付、相続税の税務調査、生前対策など、横浜に限らず全国各地の相続分野の案件を1690件以上手がけてきました。
特に土地の評価を得意とし、相続税還付の実績は業界でもトップクラス。相続税に関する書籍の執筆にも力を入れているほか、各種メディアからの取材実績も多数あります。

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